《12》久々の寄席

まいど!

昨日は鈴本演芸場の正月寄席に行ってきました。

今回のお目当てはなんといっても柳家小三治師匠。

DVDBOXは持っているんですが、生で見るのは初めてなので
お昼から一日中ワクワクしていました。

お正月講演は出演者が豪華で、
寄席ってよくわからん・・・という方でも、

漫才の昭和のいる・こいる師匠
紙切りの林家正楽師匠。
落語家の柳家さん喬師匠
動物鳴き声のものまねの江戸家猫八師匠

といった有名な方達は、テレビでご覧になった事があるんじゃないでしょうか。

他にも出演者はベテラン陣が揃っていて、まあハズレがない。

落語のネタもお正月らしい演目で、人情話よりも楽しくワハハと笑える話ばかり。

落語以外にも獅子舞や江戸独楽、普段はなかなか見かけないような演目もあり
あっという間に時間が過ぎていきます。

紙切りでは、ただ決まった形を切るだけでなく、
お客さんからリクエストをもらって即興で紙を切ったりもするんですが、

「鏡開き」といった定番の形に加えて、「招きウサギ!」という会場からのリクエスト(笑

「そんなもの見たことないよですよ、どうしよう・・・」とおっしゃりつつも、
手はどんどんどんどん動いていきます。

そして、できあがってものを見ると・・・見事「招きウサギ」になってました!

そんなこんなの紙切りが終わると、ついにきました小三治師匠。

開始から2時間が経過し、ちょっと姿勢がゆるんでいた観客席が、
みな一斉に姿勢を正すのがわかります。

小三治師匠の演目は「初天神」

お団子や凧を買って買ってとねだる息子、そんな子供に手を焼きつつも
子供に買ってあげたはずの凧でなぜか自分が夢中になってしまう父親。

その二人のやりとりが面白おかしい、お正月らしいお話です。

その中でも一番好きなシーンは、お団子の蜜を親子がおいしそうになめるところ。

実に美味しそうにお団子を食べている様子が目の前にあらわれ、
生で見る小三治師匠の落語にすっかり引きこまれてしまいました。

落語の動画はyoutubeにたくさん上がっているので、
興味がある方は検索していただくといいと思います。

また、そこで興味がわくようであれば、若手落語家が中心になって運営している
深夜寄席や早朝寄席というものが毎週やってますから、一度寄席に足を運んで
みるのもいいんじゃないでしょうか。(500円で見れます)

それでは!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です