《144》比喩表現と説得力

まいど!

■新しい職場で最初の一週間が無事終了しました。

ほぼ研修期間なので業務的にはなんとも言えませんが、

安くて美味しいお弁当屋さんやお店を教えてもらったので、

ランチタイムのクオリティは着実に上昇傾向です。

さて、今日は比喩表現と説得力について。

■比喩表現を使って説明すると、相手にわかりやすく伝わる

といいますが、なぜ伝わりやすいのでしょうか。

それは、相手の既知の概念に沿って話をするからです。

■これから説明しようとする概念の本質部分を抽出し、

相手が既に理解している概念に共通するように置き換える。

そうすると、相手は理解している概念から

「なるほど」

■先日、最新のデジカメにかなり古いメモリカードを挿入して

写真をとろうとしたところ、撮影枚数が少なくて困っていた方がいました。

古いデジカメではたくさんとれたのに、新しいデジカメでは

キレイになったけど枚数がとれない。

容量、ファイルサイズという言葉を使って説明しましたが、

どうもうまく伝わった感じがしません。

■そこで、倉庫と荷物を事例にだして、

・高画質な写真は大きな荷物、低画質の写真は小さな荷物。

・昔は倉庫(=メモリカード)が狭くても、荷物が小さかったから、

たくさんの荷物を収める事ができた。

・最近は荷物が大きくなってきたので、倉庫もどんどん広くなってきた。

・しかし、昔の倉庫を使いまわして、最近の大きな荷物を取り扱っているので、

たくさんの荷物は入れられない。

・ただ、荷物の大きさは調整できるので、低画質モードなら写真がとれますよ。

と、ファイルサイズやら容量という言葉を使うよりも、日常生活の中で既に理解している

関係に置き換えて説明をする事で、だいぶ伝わったように思います。

■説得力のある人の話しは、事例を豊富にもっており、

こちらが「??」という顔をしていると、同じことを説明するにも

違う表現で物事を解説してくれます。

どうすれば物事の本質を見極めて、適切な比喩表現を用いることが

できるようになるのかはさっぱりわかりませんが、

そんな人になれるようにがんばりますです。。。

今日はここまで。

読んでいただいてありがとうございました。

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