《169》「字のないはがき」

まいど!
今日も明るく楽しく元気にやってます。
■勤務先では交代で夏休みを取る為、そろそろ
夏休みの日程調整が始まる季節になりました。
盆と正月には定期的に帰省するタイプですが、今年の夏は、
来週母が上京する関係もあり(妹がアテンド)、
特に帰省する予定もありません。
そういえば去年実家に帰省した時は、
自分の部屋は完全に母の部屋になっており、
氷川きよしのポスターやCDがキレイに飾られ、
昔の面影はすっかりなくなっておりました。。。
私がいない環境に家族が適応していく事は、
私にとって嬉しいことではありますが、
同時に一抹の寂しさも感じさせられます。
皆さんは今年の夏どうされますでしょうか?
■さて、腹筋をした日は「○」をお互いにメールする。
という事を、友人と先日スタートしました。
今のところ、3日坊主は乗り越えて無事に4日目にたどり着いています。
■この話を妻にしたところ、
「○だけのメールって向田邦子の『字のないはがき』に似ているね」と。
恥ずかしながら、私は『字のないはがき』の物語を知らなかったので、
ネットで調べてみると、教科書にも掲載されていたようで
すぐに見つかりました。
『字のないはがき』 向田邦子
■最初は「大きな○」を書いて手紙を出した妹。
しかし、その「○」が徐々に小さくなっていき、
ついには「×」となり、最後は手紙も出せなくなる。
■「○」が小さくなっていく過程には、
『ホントは「×」と書きたいけれども、
離れて暮らす家族に心配はかけたくない。
だけど「大きな○」はもう書けない。
苦しいことに気づいて欲しい。』
と、自分の窮状について知ってほしい気持ちと
家族への配慮の葛藤があったのではなかろうかと思いました。
家族が互いを思う気持ち。
特に父がやせ細った妹を抱きしめて
号泣するシーンなどは胸にせまるものがあります。
■さて、冒頭でご紹介したように、来週母が上京します。
来週という日程は以前から決まっていたのですが、
私の仕事の日程がはっきりしなかったので、
「一緒に食事をする時間がとれるかどうかわからない。」
と以前から伝えていました。
ただ、今週になって仕事のスケジュールが見えてきて、
時間が調整できたので、一緒に食事をとる約束を今日したところです。
普段は離れて暮らす家族。
最近はなかなか顔をあわせる機会がありませんので、
久々に会う時間を大事にしたいと思います。
ちなみに、今月は【氷川きよし 明治座公演】の真っ最中。
2番手のポジションは守れるようにがんばります。
今日はここまで。
読んでいただいてありがとうございました。

2件のコメント

  1. SECRET: 0
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    とてもいい話ですよね。
    娘が帰ってきて、お父さんがはだしでかけ出していくシーンを想像するとじーんときます。
    さらに大の大人が声を出してなくシーンも想像すると泣けてきます。
    ブログ拝見して父と母を大切にしようと思いました。ありがとうございます。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >みっちーさん
    コメントありがとうございます!
    吉田松陰の辞世の句ではないですが、
    親が子を思う気持ちって、子が親を思う気持ちよりデカいんですよねぇ。。。
    年をとるにつれて、だんだんとそれを感じるようになってきました。

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