《207》微調整を重ねて

まいど!
■今日は午前中に所用を済ませた後、さいたま県知事選挙、
ジムでのスイム、図書館と近所をウロウロしておりました。
■夕方からは、数冊借りてきた本の中から、
「男道 著:清原和博」
「裏方―物言わぬ主役たち プロ野球職人伝説 著:木村 公一」
の対になる?2冊を読了。
■前者は、常にプロ野球界のど真ん中の歩き続けてきた清原選手の自伝で、
野球を始めたきっかけから、PL学園での桑田との出会い、
常勝軍団の中心であった西武時代、憧れであったはずの巨人移籍
膝の怪我との戦いであったオリックス時代、そして引退まで。
■後者はプロ野球に関わる、いわゆる裏方仕事に関わる人達を追いかけた
ノンフィクション作品です。
《登場人物》
・審判        福井宏
・トレーナー     吉田一郎
・グラウンドキーパー 辻啓之介
・ブルペンコーチ   石山一秀
・グラブメーカー   畠山佳久
・スコアラー     田中彰
・スカウト      木庭教
■プロ野球ファンとしては、どの話も興味深いものばかりでしたが、
生き方として憧れたのは、審判の福井宏氏。
野球ファンであれば、あの10.8決戦で、川相のホームラン性の打球をフェアと判定した
審判としてご記憶の方もあるかもしれません。
また、彼はアウトサイド・プロテクターからインサイド・プロテクターへの
切り替えが進む中、正確なジャッジへのこだわりからリーグと対立する事になっても、
アウトサイド・プロテクターを使い続けた最後の審判でもあります。
■球審は1球1球に対して、全てストライク・ボールの判定をくだしていきますが、
140キロを超えるプロのボールを指一本分の幅で完全に見極めるのは困難。
ストライク・ボールの判定をしていても、
「いまのは本当にストライクでよかったのか?」と疑問を覚えときもあるそうです。
そこである時から、福井審判がつけ始めたのが「反省ノート」。
日々、自分が判定をくだすなかで「今の判定は本当に正しかったのか?」と
疑問を覚えるものを×や△で記録。
ただ、ひたすらに自分の中で微調整を重ねて判定の精度を高めていく姿は、
仕事に対する職人の意地を見るようで、自分もかくありたいと思わされます。
■この福井氏の例に限らず、裏方という目立たない位置から、
プロ野球を支え続ける人々を描いた一冊。
「裏方―物言わぬ主役たち プロ野球職人伝説 著:木村 公一」
プロ野球ファンにはオススメです!
【今日のトレーニング】
ラン :-
バイク:-
スイム:1000m
横浜トライアスロンまで残り49日!
今日はここまで。
読んでいただいてありがとうございました。

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