《61》他人は知っているけど、あなたは知らないあなたの声

まいど!

最近、暖かい日が続きますね。
ジョギングに調度良い季節になってきました!

さて、さっそくですが本題の「あなたが知らないあなたの声」について。

突然ですが、録画・録音された自分の声を聞いた事はありますか?

「録音した他人の声」は「自分が知っている他人の声」はほぼ一緒なのに、
「録音した自分の声」は「自分が知っている自分の声」は違って聞こえます。

なぜか? 

それは普段の生活で、他人の声は気導音、
自分の声は気導音+骨導音で認識しているからです。

■気導音:空気の震えで伝わる音
■骨導音:骨の震えで伝わる音
 ※糸電話で話すと糸が震えるあの理屈です

普段、他人の声は気導音だけで認識していますが、
自分の発した声は気導音と骨導音の混じった音で認識しています。

ただ録音を聞く場合、他人の声も自分の声も気導音だけで
認識することになるので、自分の声だけ普段と違った音に
聞こえるのです。

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他人の声    :気導音
録音した他人の声:気導音
自分の声    :気導音+骨導音
録音した自分の声:気導音
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話が変わりますが、先週参加したスピーチセミナーですが、
その時の自分のスピーチを録画した映像が今日届きました。

USBメモリに高画質な動画で保存されています。
PCに繋ぎさっそく見てみます。

・・・こっ恥ずかしさのあまり、布団の上を3往復転げまわりました。

自分の話し声を録音した音声は仕事柄聞く機会も多いですが、
録画されている映像は、、、なかなか慣れません。

それはさておき、このフォローシステムの良いところは、

「自分が認識している自分の状態」だけではなくて、
「他人が認識している自分の状態」を確認できるところにあります。

あたりまえの事ですが、周囲に伝わるのは、
「自分が認識している自分」ではなくて、
「他人が認識している自分」です。

分野によりけりでしょうが、少なくとも「話す」という事に関しては、
「他人が認識している自分」にフォーカスしてみると、
よりよく改善していけるんじゃないかなと思いました。

最近は新人さんのトレーニングが業務の中心になっていますので、
「他人が認識している自分」を意識しながら、「伝えた」でなく
「伝わった」のコミニュケーションができるようがんばります。

今日はここまで。
読んでいただいて、ありがとうございました!

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